狐の嫁入り‐青少年の慟哭‐あとがきと今後の更新予定

「青少年の慟哭」とか「好喰う天女」の題名ってそんなに意味を考えている訳ではないので、全然無視してもらって構いません。

今回は松本恵美の一人称で語られる物語です。「松本恵美」の名前美しくて好きなんですよね。ちなみに今回から出てくる三好深優も好きです。「美」しさに「恵」まれ、「笑み」にかけている名前は是非子供に付けたい名前となっております。松本は松本清張さんから、三好は三好徹さんから頂きました。

松本恵美と誰かの掛け合いを書きたくて、三好深優を出しました。掛け合い以外にも闇の深そうなおじさんから情報を収集し、役には立っています。バドミントン部のクラスメイトや目黒咲月も掛け合いがメインですが、何か松本恵美のアシストをしています。普段、高浜翔太や嬬恋一花、島崎正樹には見せない一面が見れますね。

いつものメンバーに頼れない状況になってしまった松本恵美の活躍は、松本恵美の才能を持ってして簡単に解決してしまいました。この解決の速さと才能は、いつものメンバーに頼る意味を失わせてしまったのです。最後の場面で人に頼ること、友達から頼って欲しいことを松本恵美は初めて知ったのです。同級生や先輩の名前を全員知っていることや、委員長系の仕事を難しいことではないと片付けてしまうところに”自分では要領がいいと思っていない”のが垣間見えますね。

石黒さんは叙述トリックをしたかったので入れました。犯人に捻りがないと面白くないと思いましてね。口調と一人称を気にして書きました。大人びた年上の転校生っていいですね。いいキャラになって良かった。

さて、四作目を公開しました。僕史上最高の書き出しを記録しておりますので、書き出しだけでも読んで行ってください。無料なので!! 今後の更新は28日に最終回を迎えるようにしたいと思っています。それではどうぞ!

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